小山慶一郎と言う人。

彼を初めて見た時

 

何となく、小さい枠の中で

ちんまりと無駄に気を使って

この人、本当に苦しそうだ。と、思った。

 

無理をしてるのに近い感じ。

 

 

何処か見えないステイタスに、

囚われていて、

とにかくぎこちなかった。

 

 

きっと

根はアイドル気質な人のだろう。

 

 

テレビを見てても

コミュニケーション能力が、高く

とても器用に、世の中生きてますって感じが

どこかしら嘘くさくて

私には、ちょっと鼻についていた。

 

 

前回のアルバムソロ演出も、

小さい枠の中で出来る限り

攻めましたよと言う意図が、感じられ

そして彼のその部分が、

余計にうらめに出てる気がした。

 

 

だけど、

今回の。小山慶一郎は、

その器用

で、したたかなイメージ戦略が

全く消えていた。

 

 

守るものが、

なくなったのか

改心したのか

何かが、吹っ切れたのか

 

 

彼のソロ演出は、純粋にかっこいい

 

 

見れば分かる。

本気を感じる。

 

 

古巣のファンの子達は

昔の慶ちゃんだと、言ったし、

ランウェイを、

歩く小山慶一郎は、

靴の先から

頭のてっぺんまでの、フォルムが

本当に美しく

えっ??モデル??

スタイルむっちゃいいわぁ

とあちこちから聞こえた。

 

 

実際、

歩き姿だけで、その輝きが放たれていたし、

とにかく今回の彼は

計算高さが感じられない。

狙ってない。

ただ、

本気でせめてる感じが

純粋に、かっこいいのだ。

 

 

それは、逆に、

自分を知っている

完全なアイドル小山慶一郎だった。

 

 

捨てきれない、何かを守りながら、

攻め切れずに居た

小山慶一郎は、

何処にも居なかったし 

 

 

ダンスビートに載せた

踊りはみんなを魅了してた。

 

 

そもそも 

テレビじゃ

伝わらないかも、知れないが

生の小山慶一郎は本当にかっこいい。

 

 

特にタガの外れた、

今回の彼は

テレビ、雑誌、過去のライブ等比べても

今までに見たことのない光を放っていた。

 

 

ライブに行く人は、確認してほしいし

映像化されたら絶対見てほしい。

 

 

長い事newsファンをしている人なら特に

すぐに違いに気がつくと思う。