ある日の京都を思い出す。

大阪行きの飛行機に乗っている。

 

 

何故なら、

クレープ屋さんを、

ゆるーくやるため。

 

 

お話を聞きに行くのです。

事業見学という名の京都旅行。

 

 

一泊です。

 

 

本当の目的は金閣寺

出来立てほやほやです

工事中だったあれですよ!!

あの建物です。

 

 

話は変わりますが

 

 

前、京都に行った時、

何か、昔くさい建物の前で

まぁ、着飾った奥様方が

上品に並んでいて

並んでいた人のバック総額だけで軽く

1000万は超えるなぁ位の

ヒエラルキー高めの奥様方。

で、時々着物。

総絞りの立派な着物を纏った方もチラホラ。

 

 

なんだなんだ???

楽しそぉじゃ無いか??

豪華じゃ無いか!!

凄いレベルの高いエンタメが

見れそうだぞぉーー。

と思って、当日券があるか?と聞いたら

一枚だけ席があると言う。

 

 

で、

当日券を買った。

8000円。

うっ!!!

8000円。

引くに引かれず買ってしまった。

 

 

涙。

 

 

その何かのイベントは

私にとって得体の知れないもの。

想像するに、歌舞伎か、寄席か、能。

まぁ京都っぽいもの。

 

 

でも、気になって入りたいと思ったのは

 

 

その1

そもそも、建物が、かっこよかった。

その2

上品な奥様が、

こんなプレミアムチケット

ほんまに感謝やわぁと、喜んでいた。

その3

当日券の窓口で、今何してるんですか?

とか、聞かないママ、引くに引けなくなって

当日券ありますか?なんて、小慣れた雰囲気を出してしまった。

 

 

別に京都を、否定するわけじゃ無いけど

そもそも、敷居が高そうなのはもう見てわかってて、何してるんですか?なんて易々と聞けない。ってか、知ってて当然でしょみたいな当日券売り場のおねぇさんの、京都っぽい空気に負けた。うん。飲まれた。大負け 笑

 

 

で、パンフレットを貰って確認。

 

 

訳もわからず、入った先は、

歌舞伎。

名前には松本幸四郎

 

 

あら、

松たか子のお兄様

 

 

松たか子のお兄さん演じる男は

超絶金持ちだったんだけど

身売りのお嬢に惚れ込んで

散々お金つぎ込んで

親に縁切られたのにも関わらず

それでもボロボロの服で

身売りのお嬢に会いに行き、

すったもんだするんだけど

 

 

こんな事言ったらあれだけど、

松たか子のお兄さんの演じる男。

 

 

ものすごく

滑稽で、笑えた。

(笑ってる人いなかったけど)

うまく言えないんだけど

リズムとかテンポや、動きの間。

ものすごーぉくコントっぽい。

 

 

だって動きが、本当にコント。

あれ、何で笑わないんだろうか??

謎。

 

 

もっと怒られるかもしれないけど

志村けんが、やる、バカ殿っぽかった。

 

 

しかし、エンタメの街京都だ。

 

 

贅沢に歌舞伎鑑賞なんて

一生ないと思ってたけど

 

 

ふらっと、そう言うこと出来るのが京都で

ふらっと、見栄を張らせてしまうのも京都だと

 

 

思ったのでした。