私の勲章。私の誇り。

オカマの丸ちゃんは元ラガーマン

全くラグビーの事は知らないが

スポーツ名門の帝○高校出身なので

他の有名スポーツ選手と仲良しだったりする。

 

 

で、彼は最近。

蕎麦屋さんを始めた。

 

 

開店祝いに行くとお花以上に、

サインがたくさん。

 

 

始めたばかりの店内なのに

なぜ???

サイン???

 

 

あまり興味がないから

誰が誰とかわからないんだけど

皆サッカーとか、野球とか、

のプロの有名スポーツ選手らしい。

 

 

すごいね

というと、

 

 

まぁ、私の勲章だからね

と言って誇らしげな顔をした。

 

 

部活がつらすぎて車にぶつかって

怪我したほうましだと本気で思ったとか、

何度も試合中の骨折を、願ったとか

 

 

どれだけしんどい練習だったかを

聞かされたあとに

 

 

それでも、その時間は、

彼の中の勲章だと言った。

 

 

あの時間を全部耐えた自分は

何でも出来る気がすると、

 

 

それに、

あの頑張った時間があったから

これらのサインを

貰えてる訳だしね。

と、言う。

 

 

只のアイドル好きの

オカマだと思っていたら

中々深い話をしてくれた。

 

 

ここにあるサインをくれた人達は

その何倍も努力して

夢を勝ち取った人達

私より頑張った人達。

 

 

だから、このサインを見てると

もっと頑張ろうと思うのよ

と、教えてくれた。

 

 

何か哲学だねぇーー。

と、言うと

 

 

宗教みたいなものよ

アスリートの思考と

宗教的思考は、切っても切れないから

皆ちゃんと神様信じてて

私も信じてるのよ

と、言った。

 

 

この日の話が、単純に

何だか、とっても嬉しかった。

 

 

私は頑張んないで、

ゆるーく、ふぁっと

生きてきたけど

 

 

 

神様と過ごしてきた時間は

私の勲章で

なにより、神様だけは、

私の誇りだからなのかもしれない。